国内の労働人口が減少の一途を辿るこれからの時代において、業務を代替できるAIは、貴重な労働資源となります。そして、データ入力や転記業務といった単純業務の繰り返しに疲弊していた社員の業務負担削減や、総労働時間を減らすことにもつながります。
また、業務負担の削減で浮いた時間は、自社の売上向上につながる戦略立案やマーケティング活動などのコア業務に充てることができます。その結果、業務生産性の向上、企業競争力の強化も期待できます。
デメリット
AIが仕事を代替するデメリットのひとつとして、雇用の減少が挙げられます。AIは、単純作業の繰り返しや、条件分岐的なパターン業務に従事していた人の仕事を奪うのです。そのため、時代の変化に適応できない人材の働き口がなくなると予想されます。
また、AIと人間との連携体制の構築が必要になる点もデメリットとして挙げられます。AIと人間で担当する作業・業務の線引きが曖昧な場合、サービス停止や業務停止などの形で、影響が出る可能性もあります。